某有名ブロガーが強くおすすめしていた「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を買って早速読んでみました。
とても読みやすくて一気に読み終わりました。
そして数日経った今、何も身についていない…。というか覚えていない…。
もう一度読み返すと共に自分なりにレビューしてみます。
レビューというよりは自分が噛み砕いたものを記しただけのものですが。
文章の表現力を向上させるには
例えば、「ありがとう」でも直接会って言うのとメールやLINEなどで言うのでは伝わり方に差があります。
直接会って言う場合は表情や全身の動きなど様々な情報が受け手に伝わります。
自分が書く文章のレベルを「直接会って話をする」レベルに引き上げるにはどうしたらいいだろう?
そのためのノウハウがこの本には凝縮されています。
ですがこの本を読んだからといって急にプロのライター並に文章が上手くなるわけではありません。僕の文章を読めばその事がよく分かることでしょう…。
なので理想の自分になるためには本の内容をよく理解し、地道にトレーニングする必要があります。
読みやすい文章の書き方とは?
この本の中で、著者は「視覚的リズム」の重要性を説いています。
よくありがちなのが、ネットのレビューで改行も句読点もなく10行以上書いてるパターン。
どんなに良い事が書いてあってもこれでは読む気が失せます。なので必要最低限のルールを設けて、これを守ることです。
それらのルールによって文章にリズムが生まれて、あなたの文章がグッと読みやすいものになります。
まあこれも反復練習あるのみだな、と感じました。
どうやったら読んでもらえるか
ブログやサイト運営をしてる人には分かると思いますが、「離脱率」は少し気にします。
パッと見、「つまんなそ~」と思われて閉じられちゃうと離脱率が上がります。
できるだけこういう事態は避けたい。
なのでどうやって即離脱を防ぐのか。これについても解説されています。
でもこれもなかなか鍛錬が必要そうです…。
何を伝えたいのかを明確に
その文章で言いたい事は何なのか。これは常に意識しないといけません。
かくいう僕も、読みながらこの文章を書いてるので主張が固まってなくてただの読書感想文になっているわけですが…。
なのでこの記事は悪い見本です。一貫した主張も何もない空っぽの文章。
ですが気付いたことがあります。
「記事を書く前に結論(伝えたいこと)は用意しとけ」ってことです。
結論が前提にあることで全ての文章は結論に向かって自然と流れていきます。論理破綻も起きにくくなり、読者に違和感を与えることなく読みやすい記事になり、最後まで読んでもらえる可能性も高くなります。
まあこの記事も全部書いた後で伝えたいことを絞った上で再構成して書き直すのが正解なんでしょうけど、めんd…これも味ということで。
他に気付いたこと
僕は普段、音楽をかけながら記事を書いていますが読書をする時は音楽が邪魔なことに気付きました。
なぜなのかはよくわかりませんが
記事→アウトプット:音楽→インプット
なのに対し
読書→インプット:音楽→インプット
で両方ともインプットになってしまい頭の中のバランスが取れなくなっているのではないかと勝手に思っています。
最終的な感想
注意する点が多すぎて頭に入らねぇ~…ってのが正直な感想でした。
文章力を上げるのってほんとに大変なんですね。毎日の努力しかないと思いました。
かといって無闇に書いても成長するペースは鈍いと思います。
ある程度の決まりごとを勉強して、自分が書いた文章がそれに沿っているか反省しながら書き続けることが重要ですね。
というわけで、この本の内容を100%自分の中に取り込むことができれば、あなたの文章力は飛躍的にアップしていることでしょう。
僕はまだ30%も頭に入っていませんが…。
どこで買った?
僕が買った時はどこも品切れでプレミア価格(定価の倍!)で売ってるとこがほとんどでした。
結局メルカリで600円で購入することができました。逆に品薄で良かったのかも。
今(2019年5月現在)は新品の在庫もあるみたいなのですんなり買えると思いますよ。