こんばんは、僕です。
現在僕を悩ませてるのがバンドで合わせている時に「ベースの4弦5フレットだけ異常に鳴る問題」です。
まだ試行錯誤中で解決はしていませんが何かのヒントになればと思い書いています。参考になれば幸いです。
原因として考えられるもの
僕の症状から察するに、3つの原因が考えられます。
ベース本体
ネックの反りが適切ではない、弦高に問題がある、そもそもベースが安物(笑)などが考えられます。
後述の方法で様々なパターンで調査しましたが、どれも音量に劇的な変化は見られませんでした。
なので現在考えられる本体の要因としては、「安物だから」というものが最も可能性が高いです。悲しいッ!
アンプの問題
自宅のアンプではあまり音量差は感じないように思います。
バンド練習の時にだけ起きる現象なので、やはりスタジオのアンプの特性なのでは、という疑いを持っています。
アンプ自体はほぼフラットのセッティングです。
音作りはマルチエフェクターで行っていますが極端なブースト/カットはしていません。
なので練習スタジオのヘッドアンプかキャビネットどちらかに問題がある、という可能性もあります。
その他の問題
他に考えられる原因としては立ち位置の問題。
アンプの前で弾いてるとそうでもないんですが、2メートルほど離れたボーカルの立ち位置で聴いてみると症状がとても顕著なのです。
ボーカルさん、さぞや歌い辛かっただろうに…ごめんなさい。
これは対応策がさっぱり分かりません。お世話になってる練習スタジオをディスるという鬼畜の所業になりますが(笑)、箱(スタジオ)の特性なのか!?とも考えたり。
一度別のスタジオの違うベースアンプで試してみる必要もありそうです。
対応策
現状、打てる手はあまりありませんが以下のようなことをしています。
周波数を調べる
とりあえず、本当に4弦5フレットは他と段違いに鳴っているのか?!というのを調べようと思いました。
まず、現在の設定の音をPCに録音して周波数特性を調べてみます。
接続はベース→エフェクター→オーディオインターフェース→PCの順です。
周波数解析ソフトはWavePadというソフトを使いました。本格的に使うにはライセンスを購入する必要がありますが今回の僕の用途だと無料部分で事足りるのでオススメ。
→WavePadのダウンロードページ
このソフトで録音すれば、周波数を分析することができます。
開放から12フレットまで順番に弾いた時の波形をまず御覧ください。
赤枠のレベルを見れば分かると思いますが、決して他のフレットよりバカでかいというわけではありません。
それどころか他のフレットの方がレベルが大きいまであります。
まあこれは僕が均一の強さで弾けないヘタクソだからですが(笑)
とはいえベースやエフェクターの問題ではなさそうな臭いがプンプンします。
次に周波数特性を見てみます。「FFT」というボタンを押せば現在の選択地点の周波数特性が確認できます。
これが4弦5フレットを弾いた時の周波数です。
1が最も低い音で、56Hz。ま、まあ55Hzということにしといて下さい。
2が最も出ている音で、110Hz。
1と2はともに音符で表すとA(ラ)です。
次に大きい音である3は164HzでE(ミ)の音です。まあこれは無視。
110Hzは音程感を出すのに重要な周波数だと勝手に思ってるので(笑)、
55Hzだけをバッサリとカットできれば問題は解決できるのではと予想。
イコライザー
あれこれ調べてみましたが55Hzだけをカットできるようなイコライザーはないようです。まあそんなイコライジングはありえないってことなんでしょうねw
とりあえず僕のマルチで設定できることはパラメトリックEQで周波数を50Hzにしてカット。Qは実際にスタジオで音を出して調整します。
55Hzじゃなかった場合に備えて110Hzをカットする設定も念のために用意しておきます。
任意の周波数を1Hz単位で指定できるグライコとかあればいいんですけどね。あったら教えて下さい。
コンプレッサー
とりあえずバカでかい音だけを圧縮するように調整します。
ですが僕は使い慣れていないので使い方を体で覚える必要があります。
でも実際にはそこまでデカい音は出てなかったんですよね…。音の粒を揃えるという意味では恩恵が大きいので今のうちに使い慣れておこうとは思います。
他に試すべきことは
なんか、調べれば調べるほどにスタジオのアンプの問題なんじゃないかなって思いが強くなってきています。
だとしたらこちら側で調整する必要は何もないんじゃないかと…。
一度スタジオのベースアンプからラインで録音してみようと思います。
あのアンプLINE OUTあったっけ…?
追記:試してみた
さて、先日バンド練習があったので作った音を試してみました。
結果、5フレット病はおさまりました。
でもおかしいんです。それまで使ってた音もいい感じに収まってるんです。
となると、やはりネックの状態だったのでしょうか…?
何にせよ、とりあえず改善されたので良しとしましょう。
引き続き、検証を繰り返していこうと思います。