バンドスコアの間違いあるある3選

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、です。

バンドスコアは初心者バンドにとっても役立つ「演奏の指針」みたいなもの。
でもバンドスコアをアテにするのは初心者までです!
なぜなら間違いがたくさんあるから!

ここでは、バンドスコアにありがちな間違いをいくつか紹介していきます。

そもそも音が違う

どうしてこうなったのか。
ファのはずなのにレって書いてある。
バンドスコアってこんなことがしょっちゅうです。
楽譜を書く人も人間ですからね。うっかりはあります。
そもそもこの前提でスコアを見ない人が多いです。

本人監修なのに間違ってる

実はこれもありがち。
本人が名前貸してるだけなんちゃうんかと思いたくなりますね。
実際そういうことあるらしいですよ。

スコアはこう書いてあるのに本人は全く違うポジションで弾いてるとか。
その場合は本人が演奏を重ねていく中で弾き方を変えた可能性もありますが。

何にせよ、本人直筆というわけではないので最終的には他の人の手によって書かれています。
その時点で本人の意図とは違う書き方をされるケースはよくあるわけです。

もちろん、音そのものが外れてる可能性だってありますw

手を抜いている

1コーラス目と2コーラス目で明らかに違うことを弾いているのに「繰り返し」なんて書いちゃう。
まあ完全に譜面に起こすのって大変ですからね。気持ちは分かります。
1音だけ違う、とかだったらわざわざそのためにスペース増やしたくないですもんね。

丁寧なスコアだったら()内に2xなんたらとか書いてます。2回めはこう弾け、って意味ですね。

何度も言うけど気持ちは分かります。
でもお金もらってるんならちゃんとしてほしい。

バンドスコアの弊害

初心者の人ってスコアが正しいと思い込んでそのまま弾いちゃうんですよねぇ。

ある程度キャリアのある人でも「でもスコアにはこう書いてある」とか言い出します。
これは非常にタチが悪い。自分は音源を聴いてませんって白状してるようなものですね。

滅多にありませんが、ベースのスコアが間違ってたら最悪ですよ。
ルート音が間違ってたらコード進行ごと変わっちゃいますからね。

バンドスコアにばっかり頼ってたら、肝心の音を聞かなくなり、成長も妨げられます。

そもそもスコアで伝えられる情報は最低限のものでしかないということを自覚しなければいけません。
スタッカートにしたって音を切るタイミングまで書いてませんし、グリッサンドなんてそもそも楽譜じゃglissとしか書けないんです。
そこをどう表現したらいいか?実際に音を聴くしかないでしょう。

バンドスコアの重要性

最後にバンドスコアを見たのは10年近く前になるのでバンドスコアの重要性は全く感じませんが(笑)、
それでも読めないよりは読めた方が良いに決まってます。

スコアを見ながら弾くことができる人はふとしたセッションにも対応できますし、楽譜さえあれば誰とでも合わせられます。

バンドで合わせる場合でも最初にスコアを基準にしザッと覚えてして、次に耳で確認するのが最も効率的であると言えます。

決してバンドスコアは悪ではありません。
要は使う人次第ってことです。

バンドスコアがない場合

どうしてもやりたい曲があって、でもスコアがない!なんてこともよくあることです。
僕が高校生の頃は、これが原因でやらない/できない曲がたくさんありました。
今になって思えば「なんてもったいない…」って気持ちしかありませんね。

スコアがないとなると、やはり耳コピするしかありません。
というか、耳コピに慣れてくるとバンドスコアを見る/売ってるか探すなんて発想すらなくなります。

僕は一曲まるごと覚えるのにかなりの時間を費やしますが、
「ここはどのポジションで弾くのか」
「この音源通りのニュアンスを出すにはどう弾けば良いか」
なんてことを考えて音を採るだけでスコア頼りの人とどれだけ差がつくか考えるのが楽しみだったりw

とにかく、スコアを頼りにするのは初心者のうちだけです!
初心者じゃないという自覚がある人もスコア頼りの人は初心者同然だと思ってください。

番外:スコアを見ながら弾くこと

スコアを見ながら弾けることは有用だと言いましたが、あくまで「自分が可能な技術の一つ」程度に留めておいてほしいです。
基本的にスコアは見ずに弾きましょう。

なぜか。
スタジオを借りてみんなで音を合わせる時に、楽譜を見ながら弾く人が一人いるだけでテンションがガッツリ下がるからです!
「練習してきてないの?」「やる気あるの?」と思います。
完全に個人的恨みじゃねえかって気もしますがw

でも同じ思いを持ってる人は僕の周りにも相当いますので、バンドで音を合わせる時は絶対に暗譜できるようになっておきましょう!
楽譜に向ける集中力を自分の音を含めた周囲の音に向けましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です