CakewalkでStandard Guitarを使う(歪み編)
この記事は↓の記事の続きになります。
Standard Guitarを使った打ち込み方の基本が分かったところでみなさん大好きな歪んだギターの作り方になります。
ここからは打ち込みというか、音作りがメインになってきます。
とりあえずザッと打ち込んでみる
曲は何でも良いので、とりあえず打ち込んでみましょう。
僕も打ち込んでみました。タイトルは「なんだか明るい煙」でしょうか。ディープパープルファンの方がいたらすみません…。
う、うおおう、ショボくて鳥肌が立ちます。
これはStandard Guitarが悪いんじゃなくて僕の腕が悪いだけですからね。
気を取り直して、これにエフェクトをかけていきます。
Standard Guitarで打ち込んだ音は、単品だとペケペケ音でしかありません。
ですがディストーションなどのエフェクターをかけていけば本物かと思うくらいリアルな音になりますよ。
アンプシミュレーターで歪ませる
一番手っ取り早いのが、Cakewalk付属のアンプシミュレーターを使用して歪ませる方法です。
ピアノロールを閉じて、sforzandoのトラックの高さを「元のサイズに戻す」で全ての項目が選べるようにします。
FXラックの[+]ボタンでメニューを開き、
オーディオFXの挿入(A)→TH3を選択してください。
環境によっては少しPCが固まるかもしれませんが、待ちましょう。
TH3の操作画面が表示されたら、左上の[SEE ALL]を確認して下さい。チェックがついてたら外しておきましょう。
これにチェックがついてると、金払わないと使えないコンテンツまで表示されるので面倒です。
ではアンプを選びます。ここは個人の好みなので何でも良いのですが、とりあえず
[BANKS]では[1 TH3 Cakewalk]を、
[PRESETS]では[THe Lead]を選びます。
[THe Lead]をダブルクリックすると、右側の画面にヘッドアンプとキャビネットが登場します。
ここのツマミを操作して音を変えていきます。
ツマミをクリックして、上にドラッグすると増加(ブースト)、下にドラッグすると減少(カット)になります。
画面下のヘッドとキャビが小さく並んでる部分のキャビをクリックすると、キャビネットに立てるマイクの位置も指定できます。
こんなことまで出来るのか!と少し驚きました。キャビネットをダブルクリックでさらに細かい設定も可能なようです。
エフェクターで歪ませる
では、エフェクターを繋いでみましょう。
とりあえずアンプはプリセットから[1 THe Clean]を選択します。
次に、TH3操作画面右側の「All categories」をクリックして、[Overdrive]を選びます。
[TUBE NINE]というエフェクターが表示されるのでこれを中央の画面にドラッグするとそのエフェクターが追加されます。
ドラッグした位置にエフェクターが繋がれますので、エフェクターを配置する場合は表示倍率を25%にしておくとやりやすいですよ。
例えば、ここでヘッドアンプとキャビネットの間にエフェクターをドラッグしたら、バカ正直にそこにエフェクターが配置されますw
↑こんな風に。まあエフェクターをヘッドアンプの左側にドラッグすればすぐ直せますけどね。
あとはあなた好みに音をセッティングすれば良いだけです。
同じ要領でさまざまなエフェクターを自由に配置できます。
それではガツンと歪ませた音を聴いてみましょう。
う、うん、かなりギターっぽくなったけどこればっかりはセンスが問われますね。
修練あるのみでしょう。
で、音の種類ですがTH3に限らず無尽蔵(←大げさ)にあります。
ギタリストの方なら分かると思いますが、エフェクターを揃える感覚でDTMerの上級者の方は音源をバンバン買い揃えていきます。
それこそ、金に糸目をつけないなら好きな音を作り放題でしょう。
まあこのブログでは「できるだけお金をかけずに」というのがモットーです。
ソシャゲで言うところの「無課金攻略」ですね。
なるべく腕でカバーしていこうと思ってます。まあ腕もさっぱりですけどね…。
補足記事はこちらです。