CakewalkでMIDI打ち込みを始めてみた(音が出るまで編)

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DTMと言えば打ち込み。打ち込みと言えばMIDI。というわけでDTMにとってMIDIによる打ち込みは切っても切り離せない存在です。
この記事ではcakewalk by BandLabを使用して1から打ち込みを覚えていきます。

課題曲はドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章。夕方5時になったら流れるアレです。僕はアニメ「新世界より」が大好きなのでこの曲にしました。ではやってみましょう。

Cakewalk TTS-1をプロジェクトに追加する

Cakewalk TTS-1とはCakewalkに最初から付属しているソフト音源で、基本的な音はほぼ収録されています(GM音源準拠)。入門用としては最適でしょう。
大昔はGM音源だけでもとても高価だったんだよなぁ…(遠い目)

ではcakewalk by BandLabを立ち上げ、cakewalk Start Screenが表示されたら「新規プロジェクト」から「Basic.cwt」を選びましょう。
basic.cwtを選択

プロジェクトが開かれたら、まずはソフト音源の「Cakewalk TTS-1」を選択します。Cakewalk TTS-1を選択
挿入(I)→プラグインシンセ→Cakewalk TTS-1を選択。

上図の部分にTTS-1がない時は、プロジェクト画面右側のブラウザから、プラグインシンセを挿入ボタンを押し、General MIDI → Cakewalk TTS-1を選んで下さい。
Cakewalk TTS-1を追加2
Cakewalk TTS-1を追加3
すると、プラグインシンセの挿入オプションが何やらごちゃごちゃと出てきますが、ここは何も考えずに「OK」で大丈夫です。
VSTプラグインの追加オプション

するとトラック3が追加されます。
トラック3が追加される

もしTTS-1のコントロール画面が出てきたら、とりあえず閉じておきましょう。
Cakewalk TTS-1のコントロール画面

音が出るか確認

それでは打ち込みを始めていきます。
トラック2の右側の何もない部分にマウスカーソルを持っていき、右クリックしてください。
ピアノロールの選択
表示(V)→ピアノロールビューを選択。
すると、ピアノロールビュー画面に移ります。この画面で打ち込みをしていきます。
ピアノロールで音出しチェック
左側のピアノ鍵盤のどこでもいいのでクリックしてみてください。音が鳴るはずです。
ここで音が鳴らなければ設定がおかしいです。

TTS-1の音が出ない場合

音が出た!という人も一応読んでおいてほしいです。

音が出ない場合は、各トラックの入出力設定を見直してみましょう。
まず、トラック2の設定を見直します。

とりあえず、ピアノロールは閉じておきましょう。
ピアノロールの閉じ方

トラック2の入出力が以下のようになっているか確認してください。
MIDI出力の確認
入力は「Omni」もしくは「なし」(トラックを選択時Omniになります)、出力は「1-Cakewalk TTS-1」になっていれば大丈夫です。まあここは何もいじってなければこの通りのはずです。

次にトラック3の設定を見てみます。
Cakewalk TTS-1の出力確認
入力は「Omni」もしくは「なし」(トラックを選択時Omniになります)
出力は「Master」になっているはずです。

ここまでの信号の流れは、

トラック2で打ち込まれたMIDI信号をCakewalk TTS-1(トラック3)へ流す

トラック3(TTS-1)が受け取った信号を元に音の情報を出し、Masterバスへ渡す

Masterバスが実際に音を出す

となります。
なのでMasterバスの設定が間違っていると、何の音も鳴りません。
トラック1か3を選択すると、画面左側でMasterバスの設定を確認できます。
masterバスの出力確認
上図の部分が出力設定です。ここを普段利用している出力デバイスに設定してください。
細かい話はこちらの記事を参考にどうぞ。

音は出ましたでしょうか?お使いのPCでYoutubeなどが見れる場合は絶対音が出せるはずなので頑張ってください。

続きの記事はこちら。

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